肩こり対策2023、“気になりすぎる”コリコランワイドを使ってみた

いよいよ年の瀬。年末年始には、たまりにたまった疲れと肩こりをケアしましょう。肩こり対策のエクササイズと共に、2023年12月1日に発売されたばかりの高周波治療器を使ってみた体験談をご紹介します。

仕事の能率が落ちる健康不具合、2位は「睡眠不足」、1位は?

パナソニック株式会社が2023年10~11月、20~50 代の男女1,034名を対象に行った肩こりと仕事パフォーマンスについてのアンケート調査では「何らかの健康上の要因によって、仕事中に業務の能率が落ちていると感じることはありますか?」との問いには66%が「ある」と回答しました。

仕事中に感じたことがあるものとしては、1位「肩こり」(52%)、2位「睡眠不足」(48%)、3位「疲労感」(44%)という結果に。肩こりは国民病ともいわれ、多くの人が悩んでいるようです。

一方で、「肩こり改善のために対策を行っていますか」との問いに対しては「対策をしていない」が45%も。悩みを抱えていながら、対策をしている人はそれほど多くはないようです。

仕事のパフォーマンスが落ちるリスク!

けれど、放置は禁物。

肩こりなどに詳しい早稲田大学の岡浩一朗先生によると、企業で働く勤労者の健康関連コストの約64%は、肩こり・頸部痛などに伴うプレゼンティーズム(心身の不調によって生産性が低下している状態)が占めており、仕事への取り組みを表すワーク・エンゲイジメントにも大きな影響を及ぼしていると考えられるといいます(※1)。

さらに、肩こりや腰痛などを含めた慢性疼痛による勤務時間の損失は、1週間で平均4.6時間にも及ぶそう(※2)。

また、全国の就労者 1 万人を対象に行われた調査(※3)では、首回りの不調・肩こりによる経済損失は約3兆円に上る見込みであることが指摘されています。

仕事へのパフォーマンスが落ちる上に、日本の経済損失にも悪影響を及ぼすと知れば、対策は各人が行うべきといえます。

■肩こり対策はまず簡単エクササイズから!

一日中、パソコンに向かうお仕事なら、これらのエクササイズを取り入れましょう。

●肘回し体操

両手を両肩に置いて、肘でできるだけ大きな円を描きます。(まずは3回転、反対周りも)

●肩甲骨の内外転運動

椅子に腰掛けたまま、両腕を後ろ側に引きながら、肩をしっかり後ろで寄せ合って3秒保持。次に腕をしっかり前に引き出して3秒保持。これを交互に繰り返します。

●肩関節の柔軟運動

図のように、両側10回ずつ行います。

これらのエクササイズではなかなか改善されないなら、試したいのが高周波治療器。あえて自分の健康に投資してみるのも良さそうです。

新しい高周波治療器「コリコランワイド」を使ってみた!

頑張った一年のご褒美にもおすすめなのが、パナソニックの家庭用高周波治療器「コリコラン」シリーズの一つ、高周波治療器「コリコランワイド EW-RA550」です。

「高周波治療器 コリコランワイド EW-RA550」38,610 円(税込)

この商品は現代社会で頑張る人々のコリ悩みを解決し、パフォーマンス向上に寄与するべく開発されたもの。

特徴は、12個分の高周波パルスユニットを専門家のアドバイスに基づき、肩まわり全体のコリに最適な位置に配置して、 広範囲を治療することができる肩かけタイプである点。肩回り全体を広くカバーしてくれます。

「高周波治療器 コリコランワイド EW-RA550」使用イメージ

実際に使ってみると、高周波が出ている部分の血流がよくなる実感があり、少し暖かく感じました。長時間つけていると、肩こりの痛みが落ち着いた感じが!

ストールのように手軽に肩にかけられ、気にならない重さなので、仕事や家事をしながら利用できます。衣服の下に羽織ることもできるので、外出先でも目立ちません。

付属の肩アタッチメントは、ブラックとグレージュの 2色展開なので、お好みで選べます。

湿布などとは異なり、刺激や臭いがないので長時間つけられるのも魅力。これならこの金額を投資するのは、ありだと思いました。

肩こりは改善すれば思いのほか、スッキリ軽やかになり、パフォーマンスも上がります。軽視せず、ぜひ積極的に対策をとりましょう。

【専門家プロフィール】

岡 浩一朗先生

早稲田大学スポーツ科学学術院教授。博士(人間科学)。早稲田大学大学院を修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)、東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室主任を経て、現職。ベイカー心臓病・糖尿病研究所のネヴィル・オーウェン教授とともに、座りっぱなしの悪影響とその対策について共同研究中。著書に「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」(ダイヤモンド社)、「『座りすぎ』が寿命を縮める」(大修館書店)など。

※1 Nagata T, Mori K, Ohtani M, Nagata M, Kajiki S, Fujino Y, Matsuda S, Loeppke R. Total health-related costs due to absenteeism, presenteeism, and medical and pharmaceutical expenses in Japanese employers. J Occup Environ Med, 2018; 60: e273-e280.

※2 Stewart WF, Ricci JA, Chee E, Morganstein D, Lipton R. Lost productive time and cost due to common pain conditions in the US workforce. JAMA, 2003; 290: 2443-2454.

※3 Yoshimoto T, Oka H, Fujii T, Nagata T, Matsudaira K. The economic burden of lost productivity due to presenteeism caused by health conditions among workers in Japan. J Occup Environ Med, 2020; 62: 883-888.

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