女性経営者が注力する働きやすい環境づくり!女性にとって本当に良い職場とは?
近年、会社内では女性の活躍推進のために、男性と変わらないチャンスが与えられたり、時短勤務や育児休業の取得促進が行われたりしています。
そんな中、女性が経営に関わる企業では、女性に寄り添う取り組みが行われています。その企業の一つに、メディカルコスメブランド「MTメタトロン」を手がけるMTコスメティクス株式会社があります。今回は代表取締役で美容実業家の板橋理恵さんに、女性が働きやすい環境や、環境づくりのポイントを伺いました。
MTメタトロンとは?
MTコスメティクスは、2005年2月に設立された本社を東京都千代田区に持つ、美容医療機関に特化したスキンケア化粧品の開発、製造、販売会社です。
代表的なブランドである「MTメタトロン」は、女性たちの肌の悩みに真に応える製品の実現をコンセプトにした、美容クリニック・サロン専売のスキンケアブランド。美容医療の先端を常に見つめながら、理想の肌へ着実に向かわせる次世代の機能性コスメです。
クレンジング・洗顔から化粧水、美容液、乳液、クリーム、アイトリートメント、シート状美容液マスク、ボディケア、パーツケア、プロテクトUVまで多様なラインアップを備えています。
常に先端美容を追究する製品開発のポリシーから生まれた製品は、美容にこだわりを持つ人々から熱い支持を受けており、一般販売していないにも関わらず、国内外の女性誌で数々の賞を受賞。現在、国内では約5,000軒の美容クリニック・エステなどへの導入のほか、中国をはじめとして世界17ヵ国で販売しています。
女性が働きやすい環境づくりへの思い
MTコスメティクスは現在、従業員数は63名で、うち、女性は80%以上を占めており、板橋さんは、女性が働きやすい環境づくりに努めているそうです。
「女性が働きやすい環境づくりには、一人で無理をしない、抱え込みすぎないで働き続けられる制度が整っていることが大切だと考えています。例えば、ライフステージに応じた制度活用例として、産前産後育児休業の取得率が高くなっています。育休から復帰した社員は時短勤務や勤務体制などに臨機応変に変えることもありますし、安心して働ける環境にできるよう配慮をしています。
また一緒に働く同僚たちは、女性の社員比率が高いということもあり、子育てに対する理解があります。ワーキングママはもちろん、ワーキングパパも多くおり、社員間のコミュニケーションの中で家庭の話をすることも多くあります。それぞれが似た境遇の中で、仕事にも子育てにも真剣に向き合っているからこそ、協働する環境ができていると考えます。このように、職場の雰囲気をはじめとした社風からライフスタイルを尊重し、育児と両立して、会社とともに成長している社員が長く働ける環境作りに努めております」
女性が働きやすい環境とは?
ところで、女性が働きやすい環境とはどのような環境を指すのでしょうか。板橋さんの考えをお聞きしました。
「女性が働きやすい環境として、“安心して働く”という基本的要素はもちろんのこと、年齢を問わず、いつまでも『成長したい』と志向する女性を支えられる環境であることが大切だと考えます。仕事を通して、新たな領域への挑戦やこれまで経験したことのない学びを得ることは、人生を豊かにするチャンスにもなります。
弊社では、美肌スキンケアの知識習得支援はもちろんですが、ヘアメイク講座の開催なども実施しています。ビジネスシーンにおいて重要な身だしなみやイメージが向上するだけでなく、自分に合うスキンケアやヘアメイクの学びは、各社員が自信を持つきっかけにもなると考えています。自信が持てると、積極的に、前向きなコミュケーションがとれるようになり、周囲にも良い影響を与えます。社員一人ひとりが周囲から頼られ、信頼のおける人へ成長にすることを期待しています」
女性社員として、こんな会社なら長く勤めたくなりますね。
女性がキャリアとプライベートを両立させるために重要なこと
女性がキャリアと育児やプライベートを両立させるために、職場の環境づくりで一番重要なポイントを伺いました。
「私が考える一番重要なポイントは、女性のライフステージが変わっても、安心して働き続けられる制度的なハード面だけではなく、人間関係のソフト面で、上司や同僚メンバーの理解や相互サポートができる環境づくりであると考えています。
ひとりで抱え込まず誰かに頼ることができるのも、組織という環境があってのこと。組織全体の理解と状況に応じて柔軟に協力する環境づくりがあれば、制度も活用され、相談もしやすくなります。
そのためにも、育児もキャリアもあきらめたくない方たちの声に定期的に耳を傾け、課題があれば一緒に解決できる環境を保ち、育て続けていきたいと考えています」
近年は、女性経営者が増えていることもあり、同社のような女性に優しい環境の職場も増えていると想像できます。これからは、ぜひ理解のある職場を選ぶ目を持つことも、自身が幸せに働くためには大切かもしれません。
【取材協力】
美容実業家 板橋 理恵さん
MTコスメティクス株式会社 代表取締役
立教大学法学部卒。大手旅行代理店のアメリカ部にてアメリカのツアーの企画業務に携わる。アメリカのスーパーやサプリメント専門店で販売されているサプリメントに興味を持ち、個人的に通い詰めたハワイ州のサプリメントストアを共同代表の中西正敏と買収し、サプリメント通販事業をスタート。サプリメントブームとなり、多くのメディアに取り上げられ、取扱商品数約3,000、商品数・会員数など日系では一番の規模となる。
栄養素と美肌づくりには切っても切れない縁がある事、アメリカでドクターズコスメが台頭してきた頃、日本においては、エイジングでの問題を解決できる結果の出るプロ向け化粧品がほぼなく、自社での「結果の出る化粧品の開発」を決意。2005年にMTコスメティクスを設立し今に至る。
一般販売していない化粧品にも関わらず、国内外の女性誌で数々の賞を受賞。現在、国内では約5,000軒の美容クリニック・エステなどに導入の他、中国をはじめとして世界17ヵ国で販売中。
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