話題の「ハラカド」もう行った? アートとビジネスが楽しく融合する、新スポット&ショップ
最近、原宿では新しい店舗やリニューアルのトピックスが満載なのをご存知ですか?
原宿といえば、かつてはティーンエイジャーの街といったイメージでしたが、近年では外国人観光客も激増し、表参道~明治神宮前は、高感度な大人も気になる新店舗がぞくぞくと増えているんですよ。
今回は原宿でこの春注目の、オープンしたばかりなのに早速、行列もできている東急プラザ原宿「ハラカド」の注目スポットをご紹介します。
ジャパニーズカルチャーとアート、学び、ビジネスの交差点として爆誕!「東急プラザ原宿『ハラカド』」
2024年4月17日(水)に、原宿の神宮前交差点に新オープンした新商業施設、東急プラザ原宿「ハラカド」。東京メトロ 明治神宮前(原宿)駅から徒歩1分、JR原宿駅からは徒歩4分の立地です。
全9階のフロアに個性的な飲食店やショップが入っていますが、革新的なのは、ジャパニーズカルチャーやアート、学びなど、その場に集うさまざまなブランド・企業などのケミストリー(かがくはんのう)で新たな価値を発信するという実験的な試みにあります。
なんと、地下には銭湯も入り!? 人気クリエイターの千原徹也さん率いるクリエイティブカンパニー「れもんらいふ」のオフィス!がショップに囲まれたフロアの真ん中にあったり、同社が主催するアートスクールも開校。博報堂ケトルがクリエイター向けスタジオを開設するなど、従来の商業施設の概念を大きく覆すニュースがいっぱい。
そのほか、ショップ、スイーツやフードもアツイです。
エディターが思わず注視してしまったショップやスポットをピックアップ!
「ヒトツブカンロ原宿店」(1F)
1Fにある、カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロの直営店。原宿店限定商品がそろい、ギフト用・自分用ともにショッピングを楽しめます。
特におすすめなのが、パリパリ音が楽しめる次世代食感グミ「グミッツェル」。
焼き菓子のプレッツェル型をイメージしたグミで、外側がパリッと、中はしっとりふわんとした、噛んだ瞬間に驚きの食感を味わえる商品です。
グレープ味、オレンジ味、ラフランス味、ソーダ味、グレープフルーツ味、ピーチ味の6種類でお好みの味を選んで1個から買えますし、可愛い缶入りの6個セットもありますよ。
その他、レアな原宿限定パッケージのマシュマロ「mofuwa」や、アロマグレープ味の小粒キャンディ「フルーティアロマのど飴 ハラジュクグレープ」などテンションが上がっちゃう可愛さ抜群の商品もおすすめ。ぜひ手土産や自分用のおやつにいかが?
訪れた際には、2024年4月19日(金)、20日(土)の2日間限定でオープンを記念したイベント「ヒトツブカンロを聞いてみよう!」も開催されていました。カンロと高校生インターンが共創した企画として、SNSでも大きな話題となっている大人気の次世代食感グミ「グミッツェル」のASMR動画撮影体験ができるブースが登場。
ASMR(自律感覚絶頂反応)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応や感覚のこと。例えば紙をめくる音、食べ物を咀嚼する音などを視聴することで、リラックスやストレス解消を促す効果があるとされていて、動画クリエイティブのちょっとしたトレンドになっています。実際にヘッドホンを通して自分のキャンディの咀嚼音を収録できちゃうという、なかなか体験できない貴重な機会でした。
「ハラカドカフェ」(4F)
4階にある、なんと!ビヨンセも訪れて話題を呼んでいた京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が手掛ける、新発想のカフェ。
下賀茂茶寮は、宇宙開発からメディア企画まで、あらゆるDX産業をけん引するDX商社とも呼ぶべきINCLUSIVE株式会社グループのひとつで、「料理の鉄人」や「くまモン」などなど、あらゆる地域創生クリエイティブのプロデュースで有名な小山薫堂氏が率いるオレンジ・アンド・パートナーズが経営しています。
ハラカドの4階フロアは、フロア全体を「ハラッパ」とみなして、緑が広がり、たき火を囲うようなインスタレーションをはじめとした自然やチルアウトをテーマにした空間。
そんなテーマパークのような空間で、創業168年の老舗料亭、下鴨茶寮の「料亭のあんぱん」を使用したメニューや、抹茶にこだわったドリンクなどを粋に楽しめます。
そして憩いの場所に欠かせないコーヒーは、東京・錦糸町のこだわりコーヒーで話題の私立珈琲小学校との協業により提供。
気軽に立ち寄れるカウンターカフェなのに、日本の誇るこだわりの味わいを楽しめるのがグッときます。
フランス モンブランの名門「アンジェリーナ」(2F)
アンジェリーナは、1903年にフランス・パリで創業されたサロン・ド・テで、パリジェンヌたちに長く愛されてきました。世界10カ国27店舗まで展開されています。
日本ではもともと1983年に銀座にオープンし、2016年に約30年の歴史に幕を下ろしましたが、2024年4月17日に原宿の商業施設「ハラカド」2階に再上陸!
アンジェリーナでは、厳選された紅茶から多彩なフレーバーのスイーツ、食事メニューまで幅広いラインナップを楽しめます。
特にアイコン的存在である濃厚な「モンブラン」やソフトクリームはマストバイ。イートインではフレンチトーストなどのスイーツメニューやお食事メニューも。イートインは2時間ほど並ぶ覚悟が必要ですが、テイクアウトは比較的すぐに購入できそうです。
「匿名希望画廊 HARAJUKU」(3F)
ハラカドでは、アートを楽しめるスポットも。注目のギャラリーが、3階の「匿名希望画廊 HARAJUKU」。
「匿名希望画廊」とは、もともとインターネット上で開催されていたアート販売プラットフォームで、人気アーティストから駆け出しアーティストまで…様々なアーティストが“匿名”で絵画や写真、イラストなどのミニアートを出品し、その中から、好きなアートを自分の希望するプライスで入札する形式のアートオークション。即決価格は2万円なので、「2万円で買います!」と言えば即入手もできますよ。入札したアートが自宅に送られてくるときに初めて、誰の作品だったかがお手紙でわかるというサプライズがなんとも楽しい♪
そのリアルギャラリーがこのたび爆誕! これまでオンライン上でしか見られなかった作品がリアルに見られるのはレアですよ。
現在はオープニングの展示として2024年5月6日(月・祝)までの期間限定で、チャリティアートイベント「第4回 匿名希望展 in ハラカド」を開催中。参加アーティストは、国内の有名及び若手アーティストをはじめ、様々な職種の人々や、「ハラカド」に関わる人々とのこと。
作品の購入代金(一部運営費を除く)は、子どもたちへアートに触れる機会を増やすべく、国内外の子どもたちへ、絵具やクレヨンなどの画材に換えて届けるドネーション活動に活用しています。購入することで、子どもたちへの貢献につながるのもとっても有意義♡
きゃりーぱみゅぱみゅさんも開校式に!「Re:DESIGN SCHOOL 専門学校を再デザインする」(3F)
3階のクリエイティブフロアではアートディレクター千原徹也さんによる、豪華なプロクリエイターたちがクリエイティブについて教えてくれるクリエイティブスクール「Re:DESIGN SCHOOL 専門学校を再デザインする」が2024年5月27日に開校します。
応募資格に条件はないとのことで、クリエイティブな職種を目指す人は必見といえそう。
なんと、開校式にはきゃりーぱみゅぱみゅさんも登場されるとのことで大きな話題を呼んでいます。
当日、インタビューに応じてくれた千原さんは、「商業施設のフロアのど真ん中に、自由に行き来できるオフィスというのも、そこにスクールもできるというのも今までにない試み。原宿の真ん中でクリエイターが集まって、そこで出会った仲間とブランドとの間でどんな化学反応が生まれるのか、すごく楽しみです」と語りました。
開校した後は、さらにクリエイティブフロアが盛り上がりそうで、ワクワクしますね。
▼第1期生募集中! ご興味のある方はこちらから
「Re:DESIGN SCHOOL / リデザインスクール」
公式HP https://www.redesignschool.jp/
「CLOUDY(クラウディ)」(2F)
日本人が立ち上げた、アフリカのサスティナブルブランド「CLOUDY(クラウディ)」のお店も必見。ファッション感度の高い人たちの間では、誰よりもキュートな柄をいち早くゲットしたい!と争奪戦になっているブランドなんですよ♪
アフリカ・ガーナで働くCLOUDYのワーカーたちが作ったアフリカンファブリックのバッグやポーチをはじめとする雑貨類、CLOUDYのデザイナーたちが描き下ろしたオリジナルのテキスタイルで製作したアパレル、食器、テキスタイルパネルなど他では見られないアイテムに出会えます。
雇用創出を目的とした自社工場をアフリカ・ガーナにて運営し630名の雇用創出を行っています。おしゃで感度の高いグッズを手に入れられると同時に、社会貢献ができるのも嬉しいですね。
「CLOUDY」
公式HP https://cloudy-tokyo.com/
博報堂ケトルが運営するクリエイターズスタジオ(3F)
ハラカドの3階には、博報堂ケトルが展開する、SNSで情報を発信するインフルエンサーたちが使用できる「STEAM STUDIO」も登場。
このスタジオは、ショート動画の撮影、編集、配信を行えるソーシャルクリエイティブ専門のスタジオで、SNS時代に最適化されたクリエイティブ活動を後押しするために開設されました。
これからブレイクするぞ!という若手クリエイターたちに充実した配信施設を提供し、新進気鋭のクリエイターをキャスティングする博報堂ケトル側もクリエイター発掘ができる、という、Win-Winな関係性の構築を目指すとか。新時代のクリエイター・エコシステム!?な感じがしますね。
▼詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000037517.html
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盛りだくさんのオドロキとクリエイティビティが詰まったハラカド。訪れるたびに新鮮な出会いに恵まれそうです♪ 感性を刺激しに、ぜひチェックに出かけてみて!
【施設概要】
名称 東急プラザ原宿「ハラカド」
所在地 東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内
公式HP https://harakado.tokyu-plaza.com/
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