女性活躍や地方創生が進むいまの時代の先端を行く、新しいスタートアップが2023年6月に誕生。それはメディア企業を中心とした事業会社や、クリエイターのDXを推進する事業開発などを行うINCLUSIVE株式会社のグループ会社、Feu（フゥ）。地方創生を支援するための商品開発、ブランディングとデザイン、イベント企画やメディア開発などのプロモーションを総合的に手がけていくという。

設立の背景と今後の展開

INCLUSIVEグループ各社では、これまで地方の自治体、事業会社、地方メディアなどに対して、地方創生を支援するためのコミュニケーション戦略立案、デジタルメディア開発、ブランディングやイベントの企画・運営などを個別に手がけてきました。

これらの実績を通じてグループ内に蓄積した知見とアセットを統合して、  自治体や地方事業会社からの地方創生事業のご要望にワンストップで応えるべくFeuを設立。

Feuは、地域、住民、関係人口の潜在・顕在ニーズを対話によって理解し、それらを解決するコミュニケーション戦略の立案、共感を呼ぶストーリー・文脈作り、ふるさと納税の返礼品開発をはじめとする商品開発、メディア開発、体験・イベントの企画や運用、グラフィックデザインや空間デザインなど、 幅広い事業活動を通じて、それぞれの地域の特性に合わせた課題解決を中長期にわたり支援していく会社です。

また、連携が難しい地域のあらゆる主体、行政、市民同士のコミュニケーションを促進するための、地域向けの情報インフラの整備や運営も行い、地域を巻き込みながら、地域主体の地方創生を支援していくのだそう。

気になる社名の「Feu」には素敵な意味が！　フランス語で「火」を表す言葉で、日本各地に存在する課題や悩みを「ふうっ」と吹き飛ばし、そこに新たな価値を生み出すことを目指し、また地域に元々存在する情熱のタネを「ふうっ」と息を吹きかけ、より強く大きくしていきたい想いが込められています。

創設メンバーはミレニアル世代の女性3名

創設メンバーは、様々な業界・業種での案件を経験し、クリエイティブで柔軟な発想力とプロジェクト推進力を兼ね備えたミレニアル世代の女性が中心。デジタルメディア・企画ブランディング・空間デザインそれぞれが異なる分野で培ってきたノウハウを活かした幅広い視点からの提案を強みとしています。

創設メンバーの3名

代表取締役　柳澤 美空（やなぎさわ・みく）

1994年生まれ。国際基督教大学卒業。

INCLUSIVE株式会社にて、社長室 事業開発ユニット、および経営企画部に所属。これまで地方テレビ局や出版社における新規ウェブ事業の立ち上げなどを多数推進。再スタートした「北海道Likers」の事業運営責任者として、チームで月間約270万人が閲覧するサイトへと成長させる。また、インフルエンサーマーケティングや、自治体と連携した地域の発信者育成講座、観光促進企画などを主導。他地域においても「ワイン×食」の文化観光事業を統括・企画するなど、地域の魅力あるコンテンツ発信に尽力。

取締役　堀尾 優　（ほりお・ゆう）

1991年生まれ。小山薫堂(放送作家・脚本家)と軽部政治が立ち上げた東北芸術工科大学・企画構想学科にて企画プロデュースを学び、両教授が代表取締役社長・副社長を務めるオレンジ・アンド・パートナーズに入社。社訓である「SURPRISE AND HAPPINESS」の精神の元、誰かに伝えたくなるストーリーや共感を生み乗っかりたくなる企画を大切にしながら様々な企画提案から実施に携わる。社会課題解決のためのソーシャルキャンペーン、地域活性、施設や商品ブランディング、コンテンツプロデュース、メディア連携、教育コンテンツ作り、コピーライティング等、幅広い領域の案件に携わる。 

取締役　加川 温子（かがわ・あつこ）

1993年生まれ。武蔵野美術大学 卒業。株式会社ジョージクリエイティブカンパニーに2016年入社。空間デザイナーとして、コンバースジャパン株式会社の本社オフィスやオレンジ・アンド・パートーナーズと共同のプロジェクトである桜十字病院プロジェクト、YANAKA SOWの空間デザインを担当。空間に生まれるコミュニケーションを大切にしながら幅広い領域を提案することを強みとし、オリジナル家具、植物、アート、ディスプレイなどをデザイン・コーディネート、また現場に納品が完了するまでのクオリティ管理までを行う。

どの人も素晴らしい経歴の持ち主。その優れた、また女性ならではの発想で、地方を盛り上げていってほしいですね。これからも注目していきたいですね！

「Feu」公式サイト
http://feu-ldhub.com/