『鬼滅の刃』2期遊郭編の、折れない心をつくる言葉

日本が誇る世界的な大ヒットアニメ作品、「鬼滅の刃」。今年は全国30局で『鬼滅の刃』2期“遊郭編”がMXテレビ及びフジテレビ系列にて放送開始予定と発表されました。舞台は、鬼が棲むといわれる吉原遊郭。炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助らは、奇妙な事件がおきる遊郭に潜入し、亡き炎柱・煉獄杏寿郎の言葉を胸に、音柱・宇髄天元とともに鬼たちと戦います。

にわかファンこそダイジェストで鬼滅フィロソフィーに触れておきたい

さらに強くなった炭治郎たちの珠玉の名言をまとめた書籍、『「鬼滅の刃」の折れない心をつくる言葉』(あさ出版)というものが! 鬼滅フィーバーで慌てて追いついたという大人ファンにこそおすすめしたい1冊です。その中から、日々葛藤する我々にジーンと染みる名言たちをお届け。

「選ばれた者でなくとも力が足りずとも人にはどうしても退けない時があります」

(竈門炭治郎/第81話「重なる記憶」)

鬼の上弦の陸・堕姫と妓夫太の戦いのさなか、元柱の煉獄槇寿郎(煉獄杏寿郎の父)から感謝とお詫びの手紙が届いたときの様子を回想する炭治郎。槇寿郎は、炭治郎の額に「日の呼吸の使い手」に選ばれた者に現れる「赤い痣」があったため、炭治郎に自身の子どもをも上回るすごい力があると称賛します。しかし、炭治郎の赤い痣は火傷と傷によってできたもの。期待には応えられないと思いながらも、期待以上の力を出さなければ敵を倒すことはできない…そう奮起したときの炭治郎の言葉。

無謀な戦いに挑んだり、危険を顧みない行動をしてしまったりするのは、どんなときですか? 「どうしても退けない時」を経験したことはありますか?

人は恐怖や危険を感じた場合、その場から逃げたくなったり、恐れおののいて腰が抜けてしまったりします。恐怖や危険は自分と対峙するものがはるかに力を持っていたり、自然現象のように予測不能な計り知れない威力を持っていたりしたときに感じるものです。しかし、そんな恐怖を前にしても退けないときがある。それは、あなたには期待してくれる大切な誰かがいるからではないでしょうか。

ここで逃げるとあとで大変なことになる…。この場から自分がいなくなってしまったら誰かが犠牲になる…。いまこの場を守れるのは自分だけだから何としても食い止めないといけない…。こうした思いが、自分のなかの眠っている本能を呼び覚まし、力に変わりますよね。

日常のなかで、納得できない、退けないほどの出来事があったときは、そのときに湧きおこった強い気持ちを大切に。ただし、感情に任せて戦うのではなく、努力を重ねたうえで戦いに挑む。そうすれば、上弦の鬼のような強い相手も、必ず倒すことができるはずです。

「どうしていつも謝るの?(中略)誰でも…何でも思い通りにはいかないわ幸せかどうかは自分で決める大切なのは“今”なんだよ」

(竈門禰豆子/ 第92話「虫ケラボンクラのろまの腑抜け」)

鬼の上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との死闘で、仲間の宇髄天元、伊之助、善逸、さらには妹・禰豆子まで瀕死の状態になり、絶望的な状況に直面する炭治郎。気を失っている間に見た夢に出てきた禰豆子は、敗因を自分のせいにする兄に対して、すべての責任を背負い、自分の力だけで皆を救おうとする考え方を改めてほしいと訴えかけます。これは妹から兄への愛が込められた言葉です。

すぐに謝ってしまう癖がある人はいませんか? 実は筆者も上長に、「なんですぐに謝るの!?」と言われた経験が結構あります(笑)「謝」という字には、「放つ」「挨拶をする」という意味がありますが、「捨」と同じ音を持つので「捨てる」という意味もあります。(ドキッ)

謝るのは、本来は相手との関係を続けていくための行為のはず。しかし、謝るのが癖になっているのなら、それは謝るという行為を「何かを捨てる」ために使っているのかもしれません。(ドキッ)いつも謝ってばかりの人は、謝る意味や価値そのものを捨ててしまっているかもしれません。また、「謝る」ことは「気づく」ことでもあります。なぜなら、何かに気づかなければ謝れないからです。謝るのが癖になっている人は、謝る前に、自分が本当は何に気づいているか、謝って何か大切なものを捨てようとしていないかを考えなければいけません。

たとえば、あなたが高い目標を持っていたとして、それを達成することができなかったとします。しかし、目標を達成できなかったとしても、そこまでの努力は決して無にはなりません。自分を信じ、挑戦し続ける限り、達成するチャンスは何度でもあります。ここで謝ってしまうと、自分のこれまでの努力まで否定してしまうことになるのです。何かを達成できなかったときや失敗したときは、謝るのではなく、挑戦できたことをありがたいと思う。

どんなときでも“いま”を大切にして前に向かっていくことが大事です。私たちはちょっとしたことでも不幸せに感じたり、幸せに感じたりする生き物です。結局は自分のさじ加減なのです。

「諦めるな諦めるな諦めるな!!!喰らいつけ最後まで!!」

(竈門炭治郎/ 第93話「絶対あきらめない」)

全身に傷を負いながらも、鬼の上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒す寸前のところまで追いつめた炭治郎たち。長引く戦いで体力を奪われながらも、早く敵を倒して仲間を救いたい想いで必死に戦います。

炭治郎は妓夫太郎の首を斬る絶好の機会を得たものの、寸前のところで撥ね返され反撃にあってしまいます。これは「もう少し…もう少し…」と、なんとかして踏ん張り、鬼の首を狙い続けているときの炭治郎の心の声。

あなたには何かずっと胸につかえていて取れないような大きな後悔がありますか。炭治郎たちは下弦・上弦の鬼と戦って勝利をおさめたものの、たくさんの仲間を失ってしまいます。鬼に勝つことは、敵を滅するという面では喜ばしいことです。しかし、多くの仲間が犠牲になったという点では、大きな後悔が残る出来事になりました。

何かを得ることは何かを失う、何かを犠牲にすることでもあります。勝負では、勝っても、負けても後悔することはあるのです。

だからといって、いえ、だからこそ、あきらめてはいけないのです。何度も何度も、最後の最後まで完全に勝利するまで喰らいつかなければそもそも勝てません。負けたら失いたくないものを失ってしまいます。諦めずに全力を尽くせば、もし勝負の結果、後悔が残ったとしても、その思いを原動力にさらに自分を鍛え、物事を成し遂げることにつながるでしょう。そして後悔を力に変え、何かを成し遂げた達成感は、自分に自信をもたらしてくれます。そしてこの自信は、「あきらめなければなんとかなる」という強い確信にもつながるはずです。過去の後悔は、これからの自分の力に変えることができるのです。

ぜひ、「鬼滅の刃」のキャラクターたちのパワフルな言葉を噛みしめてみて♡

「鬼滅の刃」の折れない心をつくる言葉

著者:藤寺郁光 定価:1,430円(税込)

藤寺郁光(ふじでら・くにみつ)氏プロフィール
carta代表。漫画、アニメ、アイドルの分野と、ビジネスとのかかわりについてWeb媒体を中心に執筆。同時に、企業向けの漫画の編集、コンテンツ関連のコンサルティング、プランニングも行っている。

第一章 感情を動かす
第二章 自分を信じる
第三章 あきらめない
第四章 強くなる
第五章 仲間を想う

情報提供:株式会社アニプレックス 株式会社あさ出版 

Photo:Shutterstock/Maksym Dovgodko
Text:Casa-Blanca Lee(UNICORN編集部)

令和3年7月19日●「どうしていつも謝るの?(中略)誰でも…何でも思い通りにはいかないわ幸せかどうかは自分で決める大切なのは“今”なんだよ」(竈門禰豆子/ 第92話「虫ケラボンクラのろまの腑抜け」)鬼の上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との死闘で、仲間の宇髄天元、伊之助、善逸、さらには妹・禰豆子まで瀕死の状態になり、絶望的な状況に直面する炭治郎。気を失っている間に見た夢に出てきた禰豆子は、敗因を自分のせいにする兄に対して、すべての責任を背負い、自分の力だけで皆を救おうとする考え方を改めてほしいと訴えかけます。これは妹から兄への愛が込められた言葉です。あなたはすぐに謝ってしまう癖がありますか。「謝」という字には、「放つ」「挨拶をする」という意味がありますが、「捨」と同じ音を持つので「捨てる」という意味もあります。謝るのは、本来は相手との関係を続けていくための行為です。しかし、謝るのが癖になっているのなら、それは謝るという行為を「何かを捨てる」ために使っているのではないでしょうか。いつも謝ってばかりの人は、謝る意味や価値そのものを捨ててしまっているかもしれません。また、「謝る」ことは「気づく」ことでもあります。なぜなら、何かに気づかなければ謝れないからです。謝るのが癖になっている人は、謝る前に、自分が本当は何に気づいているか、謝って何か大切なものを捨てようとしていないかを考えなければいけません。たとえば、あなたが高い目標を持っていたとして、それを達成することができなかったとします。しかし、目標を達成できなかったとしても、そこまでの努力は決して無にはなりません。自分を信じ、挑戦し続ける限り、達成するチャンスは何度でもあります。ここで謝ってしまうと、自分のこれまでの努力まで否定してしまうことになるのです。何かを達成できなかったときや失敗したときは、謝るのではなく、挑戦できたことをありがたいと思う。どんなときでも“いま”を大切にして前に向かっていくことが大事です。私たちはちょっとしたことでも不幸せに感じたり、幸せに感じたりする生き物です。結局は自分のさじ加減なのです。●「諦めるな諦めるな諦めるな!!!喰らいつけ最後まで!!」(竈門炭治郎/ 第93話「絶対あきらめない」)全身に傷を負いながらも、鬼の上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒す寸前のところまで追いつめた炭治郎たち。長引く戦いで体力を奪われながらも、早く敵を倒して仲間を救いたい想いで必死に戦います。炭治郎は妓夫太郎の首を斬る絶好の機会を得たものの、寸前のところで撥ね返され反撃にあってしまいます。これは「もう少し…もう少し…」と、なんとかして踏ん張り、鬼の首を狙い続けているときの炭治郎の心の声です。あなたは何かずっと胸につかえていて取れないような大きな後悔がありますか。炭治郎たちは下弦・上弦の鬼と戦って勝利をおさめたものの、たくさんの仲間を失ってしまいます。鬼に勝つこと令和3年7月19日は、敵を滅するという面では喜ばしいことです。しかし、多くの仲間が犠牲になったという点では、大きな後悔が残る出来事になりました。何かを得ることは何かを失う、何かを犠牲にすることでもあります。勝負では、勝っても、負けても後悔することはあるのです。だからといって、いえ、だからこそ、あきらめてはいけないのです。何度も何度も、最後の最後まで完全に勝利するまで喰らいつかなければそもそも勝てません。負けたら失いたくないものを失ってしまいます。もし勝負の結果、後悔が残ったとしても、その思いを原動力にさらに自分を鍛え、物事を成し遂げましょう。後悔を力に変え、何かを成し遂げた達成感は、自分に自信をもたらしてくれます。そしてこの自信は、「あきらめなければなんとかなる」という強い確信にもつながるはずです。過去の後悔は、これからの自分の力に変えることができるのです。【著者プロフィール】藤寺郁光(ふじでら・くにみつ)carta代表。漫画、アニメ、アイドルの分野と、ビジネスとのかかわりについてWeb媒体を中心に執筆。同時に、企業向けの漫画の編集、コンテンツ関連のコンサルティング、プランニングも行っている。【書籍概要】タイトル:「鬼滅の刃」の折れない心をつくる言葉著者:藤寺郁光著発売日:2020/8/8定価:1,430円(税込)ISBN:978-4866672175【目次】第一章感情を動かす第二章自分を信じる第三章あきらめない第四章強くなる第五章仲間を想う

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