ドバイ エキスポ2020とカルティエとのコラボレーションによる「ウーマンズ パビリオン」が、中東アフリカ南アジア（MEASA）地域で開催される史上初の万国博覧会であるドバイエキスポ2020（2021年10月1日～2022年3月31日）にオープンするということ。

「ウーマンズ パビリオン」では世界中で変革者となる女性を賞賛し、 ジェンダーの平等と女性の社会的地位の向上へのコミットメントを表明するクリエイティブなコンテンツやプログラムが展開されるそう。万国博覧会で女性をテーマとしたパビリオンが設置されるのは1900年代以来初。

女性が自己実現すれば人類全体が発展する

世界全体の持続可能な開発目標（SDGs）と平和で豊かな世界の実現は、 ジェンダーの平等と女性の社会的地位の向上なしには達成できないというドバイ エキスポ2020とカルティエの共通の信条のもと、 より公平で公正な世界の構築のために、 あらゆる分野における女性の完全かつ平等な参加が不可欠であるということを世界に伝えていきます。

「ウーマンズ パビリオン」では、 「New Perspectives （新しい視点）」と題された展示を通して、 過去から現在まで、 有名、 無名に関わらず、 これまでに中心的役割を果たしてきた女性についても紹介します。

重要でありながらしばしば忘れられることが多い女性の貢献に光を当て、「女性が自己実現すれば人類全体が発展する」 という重要な原則を明らかにします。

特に、 世界が新型コロナウイルスによるパンデミックを乗り越え、持続可能な未来に向けて取り組んでいる今、 女性が社会の発展にもたらす重要な貢献にスポットを当てると同時に、 依然として直面している課題を浮き彫りにするといいます。

「ウーマンズ パビリオン」の1階フロア部分は5つのパートで構成され、 それぞれ異なるストーリーが展開。

序章 : パビリオンの目的を表現します。
偉業 : 女性が世界に与える影響に光を当てます。
課題 : 女性の社会的地位の向上を妨げる問題について再認識します。
解決策 : 人類全体が発展できるように、 女性の自己実現を可能にするイニシアチブにスポットライトを当てます。
体験 : ジェンダーの平等と女性の社会的地位の向上のサポーターとして、 世界を前進させるための行動を取るよう来場者一人ひとりの意識を高めることを目指します。

カルティエ インターナショナル プレジデント & CEOのシリル・ヴィニュロン氏のメッセージ

「カルティエでは、 女性の社会的地位の向上は、 経済の成長と発展の促進や、 社会、 そして人類全体に利益をもたらすなどの効果を生むと信じています。

依然としてジェンダーの不平等が存在し、 女性の生活に影響を与え続けている現在、 女性の社会的地位の向上を促進するうえで、 団結と一体感を示すことがますます緊急の課題となっています。

カルティエは、 ドバイ エキスポ2020とのコラボレーションを通して、 女性の変革者を支援するという長年にわたるメゾンのコミットメントをさらに強め、 世界中の多様なオーディエンスに『ウーマンズ パビリオン』の展示を紹介できることを光栄に思います。

そして、 これまで以上にすべての女性の社会的地位が向上し、 能力を最大限に発揮できる未来、 そして、 次世代のためのより包摂的な社会のビジョンを、 男女を問わず世界中の人々と共有していくことを約束します。 」

パビリオンについて

ドバイ エキスポ2020は、 「心をつなぎ、 未来を創る（Connecting Minds, Creating the Future）」というテーマのもと、 新しいアイデアを生み出す世界で最も影響力のあるグローバルなインキュベーターとして、 新たな視点の交換を促進し、 現実の課題に対するソリューションを提供するための行動を促すことを目的に開催されます。

また、 「機会、 モビリティ、 持続可能性（Opportunity, Mobility and Sustainability）」というサブテーマのもと、 地球の保存と保護を目指し、 新しいフロンティアを探求し、 すべての人にとってより良い未来を築くよう来場者を刺激してくれる催しになることでしょう。