金融リテラシーは上げておかなきゃ損! いますぐ始められる方法
物価高をはじめとする金融不安により、先行きが不安定ないまの時期、将来の備えとしての資産形成のために投資を始める人が増えているといわれています。周囲の波に乗るために、自分も金融知識を身につけなければと感じ始めている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、金融初心者が手軽に学べる方法をご紹介します。
日本人の金融リテラシーはどのくらい? 向上を目指す日本企業も
最近は周りが金融知識の学びに勤しんでおり、「自分も早く何かに着手しなければ」と内心、焦っている人も多いのではないでしょうか。
そもそも、日本人の金融リテラシーはどのくらいなのか気になりませんか?
金融広報中央委員会が行った「金融リテラシー調査(2022年)」の結果では、金融リテラシーの正誤問題の全25問の正答率は、全体で55.7%でした。この数値はここ数年、横ばいで特に変化が見られません。
一方、分野別に見てみると、「金融取引の基本」に関しては、73.3%と他の項目と比べて20%ほどは高くなっていました。今後も伸びていく可能性があります。
学ぶなら今! 初心者でも取り組みやすい3つの方法
日本国内では、投資の知識をはじめとした日本人の金融リテラシーを上げるための学びの場がぞくぞく増えています。中でも、初心者が手軽に学べる3つの方法を集めてみました。
投資について学んでみる!
投資についてわからないことがあるなら、レベルに応じた学びがマイペースで行える投資アプリ「moomoo」がおすすめです。ただ投資ができるだけでなく、学びコンテンツも充実しているんです。
そのmoomooを提供するmoomoo証券が、2024年9月16日に日経CNBCの開局25周年記念イベントとして開催された「世界経済を展望する、マーケット・経済サミット2024」を単独協賛しました。
そこには約2,000人の個人投資家たちが集まり、ジャーナリストの池上彰氏が、半導体産業で世界をリードするエヌビディアの日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏と対談して、日本の半導体産業の現状と課題について話し合うなど、注目の機会が提供されました。
イベントではmoomoo証券の代表取締役社長 伊澤フランシスコさんも登壇し、「moomoo」を通じて、金融リテラシーの向上を目指していることを伝えていたのが印象的でした。
現在約2,300万人の個人投資家が「moomoo」を通じてリアルタイムに最新の情報を共有し合い、学び合い、成長しているといいます。日本国内ではすでに100万ダウンロードも達成しています。
“投資情報の格差をなくす”をコンセプトに、複雑な財務情報のビジュアル化や海外・国内投資家の分析情報などを網羅し、プロの投資家がアクセスする情報を無料で公開することで、個人投資家にとってメリットのあるアプリにしているそう。
初心者でもわかりやすい学習コンテンツから、投資を擬似体験できるデモトレードなども用意されており、投資初心者から上級者、プロに至るまで学べるポイントが満載。ぜひ一度、アプリをチェックしてみてくださいね。
将来の収支状況をシミュレーションしてみる!
ライフプランシミュレーション生活設計診断
将来のことをただ漠然と考えているだけでは、一歩を踏み出すことすらできません。将来の収支状況をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
知るぽると(金融広報中央委員会)のライフプランシミュレーション生活設計診断では、簡単な項目に答えるだけで、将来の収支状況をグラフで確認できます。
世帯主の年齢と年間生活費を入力し、あとは任意で収入や支出、結婚、出産、退職などを入力すると、自動で計算してくれます。
賃金の伸び率や預貯金金利などの金融経済指標や公的年金、教育費などはあらかじめ組み込まれているので、リアルに近い試算になりそうです。
シミュレーション結果は、お天気のイラストとメッセージで表示されるのでわかりやすく見られるのもおすすめポイントです。年齢ごとの収入・支出、貯蓄・借入の推移をグラフで確認しながら、リアルな計画を立てられそうです。
YouTubeで無料で勉強!
移動時間などの隙間時間を使って手軽に勉強できるのは、アプリだけではありません。YouTubeもおすすめの学びの場です。
・両学長 リベラルアーツ大学
金融知識を身につける定番のチャンネルといえば、両学長のリベラルアーツ大学です。経営者であり投資家の両学長によるレクチャーは、金融リテラシーを向上させるのにぴったり。全般的に自由な生活を手に入れるためのアドバイスとなっているので、そのような方向性を目指している人におすすめです。
・知るぽると(金融広報中央委員会)チャンネル
知るぽると(金融広報中央委員会)による公式のYouTubeチャンネルです。この中には『動画で学ぶお金の知恵「マネビタ」』という学びコンテンツが提供されており、官公庁だけでなく業界団体も関わっている、充実した内容になっています。YouTubeのどのチャンネルで学ぼうか、コンテンツ選びに迷っているなら、ここから始めてみると安心です。
金融リテラシーを上げたいと感じているなら、今が上げどきといえそうです。ぜひこの機会に学びをはじめて有意義な将来をつくってみませんか?
【参考】
調査出典:金融広報中央委員会「金融リテラシー調査(2022年)」
moomoo
知るぽると(金融広報中央委員会)「ライフプランシミュレーション 生活設計診断」
両学長 リベラルアーツ大学
知るぽると(金融広報中央委員会)動画で学ぶお金の知恵「マネビタ」
【プロフィール】
伊澤フランシスコさん
moomoo証券 代表取締役社長
慶応義塾大学法学部卒。ソシエテ・ジェネラル証券やリーマン・ブラザーズ証券(当時)などの大手外資系証券会社のトレーディング部門で株式およびデリバティブ取引に従事。のちにオンライン証券ビジネスに転身。SBI証券のマーケティング部長、サクソバンク証券の社長を経て、2022年よりmoomoo証券の代表取締役社長を務める。
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