【UNICORNインタビュー】メンバー1人ひとりの強みを活かして1億売る!女性リーダーのマネジメント術
日々、リーダーとして活動する中、メンバーのパフォーマンスを最大限に引き出すにはどうすればいいか、試行錯誤している女性は多いのではないでしょうか。そこにはさまざまな工夫やノウハウが必要であるはずです。
今回は、そんなマネジメントのヒントをご紹介します。
営業・マーケティング支援会社のCTF GROUPで顧客支援と人材育成の両面を担うコンサルタントであり、リーダーも務める高松澪里さんに、リーダーとしてのマネジメントやメンバー育成方法、仕事のやりがい、今後のキャリア展望などをうかがいました。
お話を伺ったのは…高松 澪里(たかまつ みおり)さん

GM事業本部 CS課 シニアリーダー
2020年に大学卒業後、エステティックサロン運営会社の美容カウンセラーとして新卒入社。店舗営業担当として来店客へのサービスをメインとし、店舗リーダーとして月間売上1位を獲得。その後、社長直属部署の顧客管理部門へ移動、リーダーを務める。より顧客に注力したキャリアを歩んでいきたいと思い、CTF GROUPに参画。現在は10名の部下を持つリーダーとして、チーム全体で月間3,000万円、年間1億円の目標を達成するため、陣頭指揮を執っている。またコンサルタントとしてクライアントの様々な課題解決に従事すると同時に、社員教育部門の責任者として次世代の人材育成も行っている。
CTF GROUP
クライアントへの提案活動やメンバー育成を担当

CTF GROUPは総合マーケティング支援事業を行う会社で、主に企業の営業やマーケティング活動を支援しています。
主力事業の「ZERO SALES」は、営業マンがゼロの会社でも利用できる営業支援サービスです。 「人のチカラ」とテクノロジーを組み合わせ、営業戦略立案からアプローチ実行まで一気通貫でサポートします。10名の営業部隊が営業の仕組み化をサポートし、ITツールと組み合わせることで効率的な見込み客開拓を可能にします。
その中で、私はコンサルタント部のリーダーとして、クライアントへの提案活動やメンバー育成を担当しています。個人でも案件を動かしつつ、チーム全体が成果を出せるよう戦略立案や進捗管理を担っています。
具体的には、支援している中小企業の営業活動をサポートし、リード獲得、実際の提案など実務を行う傍ら、マネジメントも並行して行っております。
週1回、メンバーとの1on1面談で、目標に向けた施策の棚卸しや、新しい提案のアイデア出しを行います。業務進捗や不安に感じていることを共有し、方向性のすり合わせを行っています。また、現場での業務がメインということもあり、私個人の成績も意識し、チームに貢献できるように努めています。
メンバー1人ひとりの「強み」を活かす
マネジメントで心がけていることは、メンバー1人ひとりの「強み」を活かすことです。誰にでも「得意なこと(強み)」と「苦手なこと(弱み)」がありますが、強みに目を向けることで自信を持ってもらうことで、結果的に組織全体の力が引き上がると考えています。
また感情的にならず、前向きなフィードバックを心がけています。
落ち込ませることは簡単ですが、それでは人は動かないと考えるからです。前向きな言葉のほうが、自ら工夫して前に進む力が育つと感じています。
「〇〇さんのここがすごく良かったよ」と伝えた後、次の週には自信をもって動いてくれ、結果的に、お客様のアンケートでも同様の部分で大変満足という評価をいただいたこともあります。
また他にメンバーの強みを活かす工夫として、リーダー同士、定期的に「良かったこと」を共有し合う場をチャット上で設けています。これがメンバー1人ひとりの強みに周囲も気づくきっかけとなり、チームの信頼関係が強まっていると感じています。
日々の小さな会話の積み重ねが「相談しやすさ」につながる

困ったときは気軽に頼れる、安心感のある存在でありたいと思っています。
基本的にメンバーは皆、それぞれミーティングをしていることが多く、普段からコミュニケーションをとる機会が少ないため、業務の間のちょっとした雑談や「最近どう?」などの声かけを大切にしています。
日々の小さな会話の積み重ねが、いざというときの「相談しやすさ」につながると思っています。
目標は「チームで達成するもの」
チーム全体で月間3,000万円、年間1億円の売上目標を掲げており、課題を感じている部分ではあるのですが、目標は「チームで達成するもの」と捉えています。
例えば更新契約が取れた際は、みんなで拍手し合う、何か達成した際はご飯を食べに連れていくなど、小さな成功もみんなで喜ぶことで前向きな空気が作られます。それが結果的に大きな数字にもつながると信じています。
仕事のやりがいを感じる一言
仕事のやりがいを感じるのは、お客様に「あなたにお願いしてよかった」と言っていただける瞬間です。人と人との信頼が結果につながる仕事なので、日々が学びと成長の連続です。
もちろん、メンバーからの声もやりがいになっています。「頼りにさせていただいております」「高松さんと一緒なら大丈夫」「安心感があり、困ったときにサポートしていただける」と言っていただけたときは嬉しかったです。
今後のキャリア展望

今後は若手メンバーのロールモデルになれるよう、実績だけでなく、人間的にも信頼されるマネージャーを目指しています。
背中で見せられるよう、まずは自分が目標達成に向けて、泥くさく動くことを大切にしています。また他部署のリーダーとも連携をとり、横展開できる事例などを共有し合うようにしています。
将来的には新規事業にもチャレンジしたいです。
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